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安保法案に反対の声 市民ら80人、草加で訴え

2015年6月10日(水) 埼玉新聞 

http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/06/10/10.html

 

声を挙げる市民ら=9日午後、東武スカイツリーライン草加駅前

 草加市を拠点に活動する市民グループ九条の会草加」「独協学園九条の会」「草加革新懇」「憲法改悪阻止草加共同センター」の4団体は9日、東武スカイツリーライン草加駅前で、署名・宣伝行動「『ストップ 戦争への道』6・9オール草加総行動」を開き、80人が参加した。

 独協学園九条の会が中心になり、昨年7月に独協大教授の森永卓郎氏が、今年5月には集団的自衛権などをテーマに憲法学者の山内敏弘氏が独協大で講演したことをきっかけに総行動が実現した。

 今回は集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障法案が審議されていることから「憲法をこわすな 戦争をさせない」という思いを広く市民に訴えようと企画された。関係者らによると、国の法案をめぐって、草加市内で100人近い大規模行動が行われたのは初めてという。

 駅周辺には大勢の関係者らが集まり、署名活動や集団的自衛権に関する考えを示すシール投票、リレートークなどが行われた。マイクを握った「独協地域と子ども法律相談所」の柳重雄弁護士(66)は「この数日、安保法案は憲法違反だという声が高まっている。戦後最悪の悪法が成立しようとしている。9条を守るために頑張りたい」と危機を訴えた。

 教壇に37年間立ってきた元小学校教諭の山内芳衛さん(64)は「今年は戦後70年。年に1回の集まりではなく、今後も共に平和や反原発の宣伝活動をするための企画を予定している」と話した。

 東日本大震災をきっかけに反原発などを訴え、立ち上げた市民団体「キビタキとわらしの会」副代表の今村典子さん(68)は「草の根の運動はとても大切。一人一人が声を挙げることが大事」と署名活動に取り組んだ。