埼玉の飛び降り強要、中学同級生の責任認める 最高裁
埼玉の飛び降り強要、中学同級生の責任認める 最高裁
岡本玄
https://www.asahi.com/articles/ASLBD3GMVLBDUTIL00S.html
2018年10月13日06時44分 朝日新聞
埼玉県草加市立中学校で2012年、校舎2階からの飛び降りを強いられて骨折したとして、当時2年生だった少年(19)が同級生4人とその保護者に損害賠償を求めた訴訟で、同級生に対して計約1200万円の賠償を命じた二審判決が確定した。最高裁第二小法廷(菅野博之裁判長)が10日付の決定で、同級生側の上告を退けた。
一審・さいたま地裁は、「飛ばなかったら3千円」などと強く迫った同級生2人に限定して責任を認め、計約610万円の賠償を命じた。これに対し、二審・東京高裁は、残る同級生2人の言動も「圧力となった」として4人全員に計約1200万円の支払いを命じた。保護者の責任はいずれも否定され、二審で新たに責任を認定された同級生2人だけが上告していた。(岡本玄)
アグリメディア、草加市から受注 生産緑地活用コンサル
2018.9.13 05:51 サンケイBIZ
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180913/bsl1809130500002-n1.htm
農業ベンチャーのアグリメディア(東京都新宿区)は、埼玉県草加市から「都市農業振興基本計画」の方針を策定するコンサルティング業務を受注した。草加市が同計画を策定するにあたり、農業の現状把握と課題の抽出、計画の方向性を検討する業務の委託先を公募し、選定された。草加市は、税の優遇を受けられる代わりに農地としての維持が義務づけられている「生産緑地」が市内全体の農地の約4割を占めている。
このうち2022年に約8割が農地として維持する義務が切れるため、その後の活用方法などを策定する。すでに企業やNPOへの貸し出しなどを提案しており、今後検討していく。
草加の乳児虐待 母親再逮捕 暴行、防げなかったのか
草加の乳児虐待 母親再逮捕 暴行、防げなかったのか
一家が暮らしていたアパート。近所の人は乳児がいたことは知らなかったという=草加市で |
赤ちゃんへの暴行は防げなかったのか-。草加市の乳児虐待事件で、長女を骨折させた疑いで母親の上久保明日香容疑者(24)が三十日、草加署に再逮捕された。児童相談所は、母親が長女の子育てに「不安がある」とみて昨夏から毎月、家庭訪問していた。再逮捕容疑の骨折事件は、児相が医療機関などとも連携し、長女の成長は「順調」と判断して訪問をやめた後に起こっていた。(浅野有紀、森雅貴、井上峻輔)
関係者によると、長女は未熟児として生まれた。昨年七月に長女の定期健診に訪れた母親の不安そうな様子を、医師が気に掛けて同支所へ通告。未熟児は病気にかかりやすく、発達が遅れる場合もあるため、児相は養育支援が必要と判断して草加市と共に家庭訪問を始めた。母親は訪問を受け入れ、月一回の定期健診も欠かさなかった。
母親の再逮捕容疑では、十一月ごろから日常的に暴力をふるっていたとされるが、十二月二十日に長女が医療機関にかかった際は、異変は見られなかったという。
県警が親子の存在を把握したのは、今年一月に長女が真冬の自宅トイレに放置された事件の発生後。児相から県警への通報は、児童に負傷が認められる場合に限られる。今回も長女に負傷や育児放棄(ネグレクト)などの兆候が見られないとして、県警には報告されていなかった。
県警幹部は「言葉が話せない乳児の場合、目に見えるあざや風呂に入ってなさそうな形跡がなければ見抜くのは難しい」と話す。
誰でも駆け込める地域の「保健室」、埼玉の看護師ら活動
誰でも駆け込める地域の「保健室」、埼玉の看護師ら活動
春山陽一
2018年8月26日15時00分 朝日新聞
「お互いさまのまちづくり」が人口減少社会を押しとどめる――。そんな信念を持って地域社会と医療現場の距離を近づけようと活動する看護師らが埼玉県草加市にいる。老若男女、誰でも駆け込んで来られるようにとグループ名は「みんなの保健室 陽(ひ)だまり」。健康とおしゃれを考えるファッションショーや昭和の歌コンサートなど、活動の幅は広い。
代表は草加市在住の看護師服部満生子さん(73)。宮城県生まれで、都内や埼玉県内の医療施設に勤務。医療大学で看護教員をした経験を持つ。2015年に退職した後、経験を地域の活動につなげたいと考えた。東大公共政策大学院で地域包括ケアシステムなど医療政策の研究も重ねた。並行して草加市立病院勤務時の元同僚らの協力を得てスタッフを集めた。
そのさなか、服部さんに転機が訪れる。乳がんになった。全摘手術を受け、抗がん剤治療を始めた。自分が患者になって初めて、医療従事者と患者の意識のギャップを痛感した。「かつての私にはわからなかったことが見えてきた。気持ちが落ち込んだときに受けた近所の親身な声がけや手助けに励まされた」と服部さん。地域社会と結びつきを深めた「お互いさまのまちづくり」の必要性をあらためて感じた。
活動の基本は講演会、勉強会だが、ミニコンサートやがん患者の体験談を聴く会など内容は多岐にわたる。16年4月から月1回、1カ所で始まり、徐々に増えて現在は4カ所で月8回になった。最初の会場は東武スカイツリーライン新田駅前の喫茶店「ツネ」だ。資金も場所もなく困っていたとき、店のオーナー大串好子さんが「使っていいわよ」と言ってくれた。
7月末の催し「おしゃれして外に出よう」がツネで開かれ、有名スタイリストを呼んでおしゃれのアドバイスを受けた。参加者は28人。20代から80代と幅が広い。参加者のアンケートには「おしゃれは男女にかかわらず死ぬまで大切だと思う」「おしゃれをすることで生き方まで変わりそう」などの声が寄せられた。
服部さんは「参加しやすい仕掛けを考えて、地域社会をごちゃまぜにしたい。どうぞお出かけください」と話す。問い合わせは服部さん(080・6652・7017)へ。
人形浄瑠璃描いた絵画、草加市へ寄贈 南あわじ
2018/8/1 05:30神戸新聞NEXT
https://kobe-np.co.jp/news/awaji/201808/0011498951.shtml
淡路島の伝統文化や自然などを描き続けてきた洋画家の故谷口紘也さんの妻良子さん(72)=兵庫県南あわじ市=が、淡路人形を描いた紘也さんの作品を、埼玉県草加市の草加市文化会館に寄贈する。同会館では毎年、淡路人形座が公演をしており、良子さんは「島外の人にも淡路人形浄瑠璃の魅力を伝えることができれば」と願う。(高田康夫)
紘也さんは大学で西洋画を学び、淡路島に帰郷して教職へ。1994年に三原高校(現・淡路三原高校)に赴任してからは、淡路人形浄瑠璃の人形の絵を熱心に描いてきた。示現会の会員でもあり、東京にも淡路人形の作品を出品し、風格や気品にあふれた様子を発信してきた。紘也さんが2015年に亡くなった後、良子さんは自宅をギャラリーとして作品を展示。ただ、「もっと多くの人に知ってもらうことが主人の気持ちに添うことになる」と考え、寄贈を決めた。
同会館での淡路人形座の公演には首都圏から多くの人が訪れる。南あわじ市出身で「東京淡路会」会長を務める山崎大樹館長(71)は「淡路人形浄瑠璃が市民の間でもなじみができている」。作品は会館に常設展示し、紘也さんのプロフィルも添える予定だ。
寄贈するのは、人形浄瑠璃の演目「生写朝顔日記」に登場する「深雪」を描いた07年の作品で、大きさは80号(縦約1・5メートル、横約1・1メートル)。淡路人形座は同演目の一部の復活公演にも取り組んだことがあり、良子さんは「作品が人形座の活動を後押しすることにもなれば」と期待する。
草加に保育園、農園、カフェ付きリノベ団地
2018/7/31月刊不動産流通
https://www.re-port.net/article/news/0000056449/
草加に保育園、農園、カフェ付きリノベ団地
(公財)日本賃貸住宅管理協会は31日、リノベーション賃貸住宅「ハラッパ団地・草加」(埼玉県草加市、賃貸可能戸数55戸)の報道関係者向け見学会を開催した。
同住宅は、東武スカイツリーライン「新田」駅徒歩8分に位置。NTT東日本が所有する築40年の社宅を、(株)アミックスとテルウェル東日本(株)が大規模リノベーションを実施。ペット共生の賃貸住宅として再生した。
1,800平方メートルの敷地内には、ドッグラン(約80平方メートル)や農園(約280平方メートル)を用意。女性だけの不動産会社である(株)エドボンドが管理を受託、施設内に設置した保育園の園児や周辺住民参加の収穫イベント、手づくりのピザ釜を使ってのピザパーティなどを定期的に開催していく。農園で採れた新鮮な野菜を使った料理や飲み物を提供するカフェも設置。保育園児の保護者が集えるコミュニティスペース等としても提供する。
ペット飼育面での管理については、ペット共生賃貸住宅に特化した(株)アドバンスネットが担当。同住宅は、多頭飼い、大型犬との共生が可能で、入居審査時には飼い主との面談を行ない、ペット飼育に適正な知識があるかどうかも判断する。
住戸は、専有面積52.26平方メートル、間取りは1LDK・2LDKの2タイプ。コストを抑えるため、耐震診断をクリアした建物の柱や骨組みはそのまま生かし、内装と設備を一新。壁はクロスを貼り替え、床はフローリングに。エアコン、照明、ガス給湯器などを新しく設置したほか、バス・トイレ・キッチンといった水回りを刷新した。
6月から入居者募集を開始、これまでに約30組が内見し、約3割が成約している。家賃は7万~7万4,000円(管理費別途5,000円)。
見学会で、(株)アミックス江戸川支店江戸川営業部部長の神林尚幸氏は「農園やカフェなどをうまく活用し、居住者同士の触れ合いがある団地としたい。草加市は待機児童が多いため、住戸8戸を0~5歳児のための保育園にコンバージョンした。敷地内の設備は周辺住民の方々にも利用していただき、まちのコミュニティ発信の場としての役割も目指したい」などと話した。
「草加市制60周年記念事業」をポニキャンがプロデュース、有坂美香が歌の指導をする“SOKA次世代合唱団”のメンバーを募集
「草加市制60周年記念事業」をポニキャンがプロデュース、有坂美香が歌の指導をする“SOKA次世代合唱団”のメンバーを募集
http://music-book.jp/video/news/news/194536
記念事業のひとつ「SOKA次世代合唱団」のメンバーを募集中!
今年11月1日に市制施行60周年を迎える埼玉県草加市は、江戸時代に日光街道の宿場町として栄え、松尾芭蕉の「おくのほそ道」にも地名が記されている。また、江戸時代の草加宿で誕生したとの説もある「草加せんべい」は、全国的に高い知名度を誇る。
この市制60周年を市は、市民には地元への愛着や誇り(シビック・プライド)の醸成、市外へは市の魅力の発信の契機とすべく、スポーツや教育、観光など様々な記念事業・イベントを実施している。より多くの市民の参加を促し、市内外へ市の魅力を広く発信するため、60周年事業の中心的事業である「記念式典」を含む一連の記念事業をポニーキャニオンがプロデュースすることとなった。
市制60周年のテーマは『共に創ろう!快適都市、草加。』
前回50周年のテーマは「共生」。今後は更に、地域に関わる全ての人が共に協力し、様々な資源を活用することで、まちの魅力や地域の豊かさの更なる創出を目指している。「いつまでもこのまちで暮らしたい」、「このまちで子どもを育てたい」と実感できる「快適都市」の実現に向け、この節目の年を草加に関わる人がまちを知り、体験・共感することで、愛着やシビック・プライド醸成の機会とすることを目指している。
ポニーキャニオンが式典をプロデュース
すでに草加市内では、この4月から市内各所で市制60周年記念イベントが開催されている。そのなかでも中心的事業である草加市制60周年記念式典をポニーキャニオンがプロデュースすることとなった。
11月11日(日)に草加市文化会館で開催する記念式典の企画・運営のほか、「記念アニメーション」、「SOKA次世代合唱団」の企画・制作、30年前に作られた草加市歌『想い出はいつも』の編曲を行う。
「SOKA次世代合唱団」メンバー募集中
プロのアーティストが指導・演出を行う「SOKA次世代合唱団」を今回新たに結成し、式典での披露を予定。現在メンバーを募集している。
小学生〜25歳程度の市内在住・在学・在勤の人を対象としており、練習はオリエンテーションから前日リハーサルを含めて5回。歌の指導・指揮をするのは、ボーカリスト・有坂美香。数々のアーティストの作品に参加しており、オリコンチャート1位の獲得実績もある。
■有坂 美香(ありさか みか)
15歳で渡米、ミュージカル等でステージ・パフォーマンスを身につけバークレー音楽大学へ奨学生として編入、帰国後は数々のアーティストの作品、ツアーにフィーチャリング/コーラス参加。また、人気アニメ「ガンダムSEED DESTINY」エンディングを唄いオリコン・デイリー1位獲得。2008年に1stAlbum「Aquantum」をリリース。有坂美香&TheSunshowers他、現在Jazztronikのメイン・ヴォーカルを勤め、ゴスペルをはじめジャンルを超えた、幅広い活動をしている。