草加に児相新設 人員も拡充 県、虐待対策強化へ予算計上

草加に児相新設 人員も拡充 県、虐待対策強化へ予算計上
2019.2.8 07:05地方埼玉

産経新聞

https://www.sankei.com/region/news/190208/rgn1902080012-n1.html



 県は平成31年度に、急増する児童虐待への対策を強化することが7日、関係者への取材で分かった。児童虐待の通報が多い草加市児童相談所(児相)を新設するほか、地域の虐待相談の窓口となる市町村の対応も強化する。虐待の相談に的確に対応するため、市町村職員の養成研修を実施し、児童福祉司や児童心理司も増員する。31年度予算案に関連費用を計上する。
 警察庁が7日発表した犯罪情勢によると、全国の警察が30年に児相に通告した18歳未満の子供の数が初めて8万人を超えた。県内でも児相への通告件数が年々増加しており、29年度は過去最多の1万3393件を記録し、5年前の2・5倍に拡大している。