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街ぐるみエコ化を所沢・草加に拡大 県、太陽光パネル設置費など補助

2015.6.9 産経ニュース 

http://www.sankei.com/region/news/150609/rgn1506090053-n1.html

 県が太陽光パネルなどの設置費用を一部補助し、街ぐるみでエコ化を進める「埼玉エコタウンプロジェクト」が今年度、所沢と草加の2市で展開される。住宅メーカー4社と協力し、数十戸規模の住宅地で省エネリフォームを進める新事業「ミニエコタウン」も14市町の19街区で開始。2事業の補助額は計1億3200万円を予定、エコタウンの対象戸数を従来の880戸から3759戸に増やし、電力の地産地消を推進する。(川畑仁志)

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 県エコタウン課は27年度事業「展開エコタウン」のモデル市を3月から公募。応募があった4市から、街全体でのエコタウン構想を掲げる所沢と自然との共生をうたう草加の2市を選定した。

 展開エコタウンの重点実施街区には、所沢市が市南部の閑静な住宅街「松が丘地区」(1381戸)を、草加市は住宅と商店が混在し、下町の雰囲気が残る「東武伊勢崎線谷塚駅西口地区」(1200戸)を設定した。両地区とも平均築年数が約20年で、改修時期を迎えている戸建てが多い。住民に対し太陽光パネルや二重窓、高効率給湯器の設置や、壁・屋根への遮熱塗装などを呼びかけ、設置費用の1割を上限20万円まで補助する。

 ミニエコタウンは住宅メーカーのアキュラホーム、積水ハウスリフォーム、ポラスグループ、パナホームリフォームと協力。各事業者が過去に開発した14市町19街区の1178戸の住民に省エネリフォームを働きかける。新規事業のため広く活用を呼びかけようと補助割合を2割(上限20万円)に設定した。

 エコタウンプロジェクトは県主要施策の3大プロジェクトの一つ。26年度までの3年間に本庄、東松山の2市で実施した先行モデルでは、電力エネルギーを実施前と比べ22・5%削減。この成果を県全体まで拡大した場合、福井県とほぼ同規模の27・4万世帯の電力を太陽光でまかなえると試算している。

 同課は「自治会などにも呼びかけ、地域全体で積極的に参加してもらいたい。ミニエコタウンは事業者の営業力にも期待したい」としている。

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 ◆ミニエコタウンの対象街区 坂戸市にっさい▽滑川町月の輪▽吉川市きよみ野▽鶴ケ島市新町3・4丁目、脚折町▽熊谷市曙町▽久喜市松永▽上尾市原市▽伊奈町小針▽松伏町ゆめみ野東▽杉戸町高野台西▽春日部市新方袋、南▽三郷市戸ケ崎▽入間市下藤沢▽さいたま市緑区道祖土