パートナー制度導入求め要望書 LGBTら埼玉・草加市に

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/417248

2019年5月8日

   性的少数者(LGBT)のカップルをパートナーとして公的に認める「パートナーシップ制度」の導入を求め、埼玉県の当事者や支援者でつくる「レインボーさいたまの会」が8日、同県草加市に要望書を提出した。同会によると今後、県と県内全63市町村に順次提出する方針。当事者らが一つの都道府県内の全市町村に要望書を出すのは全国初という。


 浅井昌志草加市長(右)に要望書を手渡す「レインボーさいたまの会」の岩井紀穂共同代表=8日午前、埼玉県草加市役所

 要望書では、LGBTに該当する人が全国で7・6%に上るとの民間調査を踏まえ、県内にも多くの当事者が存在すると指摘。パートナーシップ制度の創設や啓発活動、差別禁止の条例制定などを求めた。(共同通信