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認知症でも安心の街を・支援の団体が講演会

2017.3.6 (草加市) 東部よみうりWeb

http://www.tobuyomiuri.co.jp/newnews/170306ninchi.9.html

草加市内の医療や介護関係者でつくる市民団体「RUN伴+草加」(谷口裕人会長)は2月19日、市内松原の医療複合施設「さいゆうビレッジ」で、「認知症になっても安心して暮らせる街 草加をめざして」と題した講演会を催し、約150人が参加した。

 講演会では、51歳の時にアルツハイマー認知症と診断され、現在は執筆活動や絵画・写真などの創作活動を行っている、「日本認知症ワーキンググループ」共同代表、佐藤雅彦さん(62)が「認知症のわたしからあなたへ」と体験を披露。佐藤さんは「自分の能力を信じて生きる」「自分自身が自分に偏見を持たない」「外出の工夫」「不便ではあるが不幸ではない」―などと参加者たちと対話しながら講演した。

 また、隣接する埼友草加病院の浅野務・副院長が「物忘れ外来の現場からあなたへ」と題し、「介護保険の利用推奨」「高齢者虐待の現状」「在宅介護の継続について」などについて解説した。

 主催した「RUN伴+草加」は、高齢化に伴い、誰もがなりうる認知症について、地域住民が意識を変え、安全に暮らせることを目的に昨年発足した。昨年10月には県内では初めて、認知症の人や家族、支援者、地域住民などが、3人以上1組のチームで走る「RUN伴+草加」を開催し、約180人が草加市内でたすきをつないで走った。前回の「RUN伴+草加」の様子を撮影した写真の展示会が、同市中央図書館3階ロビーで、3月13日まで展示されている。