草加市役所:ハローワーク職員が常駐 困窮者ら就労支援へ協定 /埼玉

毎日新聞 2015年06月24日 地方版

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20150624ddlk11010203000c.html

草加市厚生労働省埼玉労働局は23日、生活保護受給者や生活困窮者らの就労支援に向けた協定を結び、同市役所内にハローワーク職員が常駐する「ジョブスポット草加」を開設した。自治体とハローワークが一体となって就労支援や職業紹介を行うのは、県内の自治体では9番目。

 

 ジョブスポットは、市役所別館1階の福祉課の一角に開設され、職業紹介や求人情報を検索できる機器2台を設置した。ハローワーク草加の就職支援ナビゲーター2人が平日に常駐(午前9時〜午後5時)して相談に応じ、生活保護受給者らはその場でハローワークと同じサービスが受けられる。

 市福祉課は「協定の締結で最新の情報が市役所でも分かるようになり、就職に向けた会社とのやり取りや面接などにも迅速に対応できる」としている。

 同市の生活保護受給者は、一昨年4月の3599人から今年4月の3833人と、2年間で234人増加している。【鈴木篤志】