草加市議会、議員の納税状況を公表へ 県内初の取り組み
草加市議会、議員の納税状況を公表へ 県内初の取り組み
草加市議会は一日、市議が自身の納税義務を果たしているかどうかを、市議会のホームページで毎年公表することを決めた。全市議の氏名を挙げ、住民税など五項目について「納付」「一部未納付」「未納付」といった形で知らせる。同様の取り組みは千葉県流山市議会などで行われているが、県内では初めて。
草加市議会では、議会改革特別委員会が公表の是非を検討してきた。芝野勝利委員長は「議員の税金滞納が発覚するケースは県内外であり、納付状況を公表することは議会の責務と考えた。市民には、議員としてふさわしいかどうかを考える材料の一つにしてほしい」と話している。
特別委は、この日開会した市議会定例会の本会議に、公表を義務付ける改正条例案を提出。出席議員の全員が賛成し、可決された。
市議は毎年五月、前年度の納付状況を記した報告書を議会に提出。市議会はホームページで、本人に納税義務のある項目について「納付」「一部納付」「未納付」を掲載する。納付状況の申告が正しいかどうかをチェックするため、各議員に対し納税証明書などの提出を求める予定だ。実際の納税額は公表しない。
一方、報告書を提出しなかった議員については「未提出」と記載する。芝野委員長は「未提出でも罰則は設けていないが、市民から疑わしい目で見られるだろう」としている。
最初の公開対象は昨年度分で、八月中旬ごろに公表される見通し。 (杉本慶一)
小川利八草加市議~政務活動費を二重請求し詐取
2017.05.22(月)東埼玉新聞 http://www.higashisaitama.com/index.htm#20170522Ogawa-Soka
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昨年に住所問題で議員資格を問われ知事の裁決で復職した小川利八草加市議(50)=無所属、5期=が、政務活動費を不正に申請し受け取っていたことが本紙の情報公開で得た収支報告書で明らかになった。同議員は本紙の取材には答えず、草加市議会に「勘違いにより重複の計上があった」と認め、5月16日、不正に受領した金額の返納を申し出た。 小川議員が言う重複計上は、自分で誤りに気付いた訳ではなく、本紙の指摘と印刷会社からの苦情で慌てて動いたに過ぎない。情報公開で得た収支報告書を精査して指摘しなければ、小川議員は市民の税金を詐取して懐に入れたままだったことになる。不正を不正と認識できず、「勘違い」で済まし「返納すればOK」という感覚を市民は許すだろうか。本人の言い訳がどうあれ、結果は“悪意”をもってだまし取ったことに間違いない。公金の詐取・横領は、市民の信託を裏切る行為であり、市政をチェックし施策を提言することなどおこがましい限りで、議員辞職に相当する重大なことである。 ※ ※ ※ 小川議員の収支報告書によると、2013年2月議会を報告する広報紙1万部を制作・配布したが、その費用として18万9,000円(消費税込)を2013年度と2014年度にそれぞれ計上し受領した。報告書には印刷会社の領収書(それぞれ2013年3月10日、同年4月29日)が添付されている。同議員は詐取した2013年度分18万9,000円の返納を申し出た。 本紙は収支報告書の中に2月議会の報告を2回発行したことに疑問を持ち、本当に2回発行したのか、発行したなら実物を見せて欲しい、と小川議員に質問書を届けた。同議員は本紙への回答をせずに返納を言い出した。 一方、印刷会社によると、実際に制作したのは2013年4月で、料金は3月の一回だけ受け取った。これでは虚偽の報告で公金である政務活動費の不正受領に加担したことになるため、小川議員に「きちんと訂正してくれ」と申し入れた。領収書を2回出した点については、3月に前金で受け取り領収書を出し、4月分はちょうど消費税が8%になった時期で事務システムを更新した際に間違えて出してしまった、と説明している。両方の領収書が使われることは想像すら出来なかったとも話している。 同市議会の政務活動費は、年度をまたいだ請求を認めている。2月議会の報告を4月に制作すれば次年度の請求になり、この年度の収支報告書はさらに翌年5月末に提出される。このためチェックが困難で、ここが付け目だったのか? ※ ※ ※ 小川議員の政務活動費は2011年度~2015年度が年間60万円。収支報告書によれば、毎年度4回の定例議会報告の制作・配布に全額を費やしている。この広報紙は毎回1万部を作り配布代金も入っているが、「見たことがない」という住民が圧倒的に多い。同議員の議員資格問題で地元の青柳・柿木地区で数十人に会ったが、見たことのある住民は一人もいなかった。また、この地区の市議の多くも見たことがなく、支援者からポスティングされたものが届けられたこともないという。「本当に配布したのか」「実際は作っていないのでは」という疑問すら出ている。 議員の広報紙は2014年度から収支報告書に添付することが義務付けられ、2013年度以前は議員個人が情報公開制に準じて5年間保管することになっていた。小川議員に2011~13年度の広報紙の閲覧を求めたが、これも回答がない。 ※ ※ ※ 小川議員の公金に対する認識及び対処のいい加減さは、本紙の「復職した小川市議の議員資質を問う」で指摘した市立青柳中学校CFC(旧PTA)の会計疑惑にも表れている。預金通帳を紛失した⇒現金がある⇒新通帳をつくるという流れは、団体会計を個人が流用・横領した疑いが消えない。他のいくつかの団体でも同様のことがあると言われている。 今回の政務活動費の詐取は、明らかに犯罪である。市議会は毅然と対応すべきではないか。昨年の議員資格審査のきっかけとなった住民票の虚偽届を「軽い判断」と言い放ったことと同様に、今回は「勘違いで」不正を働いたことが発覚した。「返せばいい」と言う理屈は論外で、議員辞職勧告も生ぬるい。議員の矜持があれば“除名処分”しかないと思われる。 |
市道4か所に「空洞」・市が11路線を調査
市道4か所に「空洞」・市が11路線を調査2017. 5.1(草加市)東武読売新聞 |
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草加市町会連合会対話 小川利八市議が拒否
東武新聞 平成29年4月20日発行
草加市議の政活費半減 市議会特別委、22日に議案提出 埼玉
2017 3/16 産経新聞
http://www.sankei.com/region/news/170316/rgn1703160045-n1.html
草加市議会の議会改革特別委員会は、議員1人当たりの政務活動費を月額9万円から5万円にほぼ半減する政活費交付条例改正案をまとめ、3月議会最終日の22日の本会議に提出することを決めた。可決されると4月から実施され、議員総数28人で年間最大1344万円の減額になる。
同市議会は昨年12月に特別委を発足。全4会派から10委員を選出し、元兵庫県議や富山市議の不正支出でクローズアップされた政活費の額や透明性確保などを調査研究。人口20万~30万人の同規模自治体の例などを参考に、全会一致で月額4万円の減額を決めた。
透明性を確保するため、政活費の領収書について、現状は情報公開請求に対してのみ公開しているが、28年度分からすべての提出書類を議会事務局で閲覧できるようにするほか、市議会公式サイトでも公開することになった。
同市議会では交通費などの費用弁償の支給も24年4月から廃止されている。
認知症でも安心の街を・支援の団体が講演会
2017.3.6 (草加市) 東部よみうりWeb
http://www.tobuyomiuri.co.jp/newnews/170306ninchi.9.html
草加市内の医療や介護関係者でつくる市民団体「RUN伴+草加」(谷口裕人会長)は2月19日、市内松原の医療複合施設「さいゆうビレッジ」で、「認知症になっても安心して暮らせる街 草加をめざして」と題した講演会を催し、約150人が参加した。
講演会では、51歳の時にアルツハイマー型認知症と診断され、現在は執筆活動や絵画・写真などの創作活動を行っている、「日本認知症ワーキンググループ」共同代表、佐藤雅彦さん(62)が「認知症のわたしからあなたへ」と体験を披露。佐藤さんは「自分の能力を信じて生きる」「自分自身が自分に偏見を持たない」「外出の工夫」「不便ではあるが不幸ではない」―などと参加者たちと対話しながら講演した。
また、隣接する埼友草加病院の浅野務・副院長が「物忘れ外来の現場からあなたへ」と題し、「介護保険の利用推奨」「高齢者虐待の現状」「在宅介護の継続について」などについて解説した。
主催した「RUN伴+草加」は、高齢化に伴い、誰もがなりうる認知症について、地域住民が意識を変え、安全に暮らせることを目的に昨年発足した。昨年10月には県内では初めて、認知症の人や家族、支援者、地域住民などが、3人以上1組のチームで走る「RUN伴+草加」を開催し、約180人が草加市内でたすきをつないで走った。前回の「RUN伴+草加」の様子を撮影した写真の展示会が、同市中央図書館3階ロビーで、3月13日まで展示されている。
≪復職した小川市議の議員資質を問う≫② 詐欺的な借金~担保は差押えの議員退職一時金
2017.2.9(木) http://www.higashisaitama.com/index.htm#20170209 ≪復職した小川市議の議員資質を問う≫② 詐欺的な借金~担保は差押えの議員退職一時金 |
「世間体が悪い」と催促せず~小川議員の思うツボ? 草加市西部の70歳代男性Bさんは、「特許がある。売れば1000万円になる」と言うことで110万円を貸した。50万円を返済しただけで終わっている。その前に30万円貸しており、90万円が残っている。もう5、6年経つが小川議員からの連絡は全くない。「しょうがない人だ」とBさんは催促していない。また、特許が実際にあったのかは知らない。返す見込みがあることを印象付ける作りごとと見ている。 常習の寸借詐欺師は、もっともらしい口実をつくり、笑顔と巧みな言葉づかい、泣き落としなどあらゆる手を使って騙すという。現金を手にするまでは、ウソをついている自覚、恥ずかしいという感覚などないそうだ。(警察関係者の話) 小川議員は、同じ友人から2度借りているのも目立つ。ほとんどが「議員だから信用した」と言う。催促する人や一目置かざるを得ない人のところには、出向いて返済する意思があることを示し延期を頼み込んでいる。が、返済は進まないという。債権者の中には、「貸したものはくれたと思うしかない」「(小川議員のような)あんな奴に金を貸したなんて世間体が悪い」と諦めている人もいる。これが小川議員の思うツボで、新たな貸主を探し被害者を増やす結果になっている様だ。 一方、数百万円を貸した会社(または社長)が複数あり、関係者によると小川議員の議員報酬に差押えをかけ回収を図っている。 草加市発注事業の受注会社社長からも借金~道義的にダメでは? 小川議員は草加市の事業を請け負っている会社の社長からも借りている。複数の人がいて、金額は30万円前後らしい。いずれも返済していない。小川議員が社長らに便宜を図ったかどうかは不明だが、市民の誤解を招くことは間違いない。友人だとしても、借りる方、貸した方とも道義的な問題がある。 返済していない現在は、小川議員が借りを作った状態にある。いずれ“仕事”で返すつもりではないだろうが、貸主の社長からは「将来、何らかの働き」を期待されているかも知れないし、具体的に依頼される可能性だって残る。 市議会議員の職務権限は極めて限定的だが、よく口利きや業者紹介などに利用される。「貧すれば鈍す」に陥り易いことを肝に銘じるべきだ。 小川議員「自分のためには使っていない」~騙していいの? 友人らを騙してまで借りた金を小川議員は何に費やしたのか? 小川議員は今年1月27日に開いた市政報告会で、週3回の透析を受けていた元妻(戸籍上は離婚したが同居、昨年9月病気のため死去)について聞かれ、「(治療費は)医療費扶助から降りてこない分があり毎月10万円以上かかっていた」と話した。議員報酬が差し押さえられる中、3人の子供を抱えた生活は大変だったことが窺い知れる。報告会ではさらに「自分のために使ったことはない」と述べ、「贅沢してないしギャンブルもしていない」と“浪費”を否定したという。つまり、一家を支える生活費のために借金せざるを得なかった、ということらしい。市議の改選期には供託金名目で30万円を複数から借りており、生活の一端がわかる。しかし、この供託金も返されたのに返済していない。小川議員は、自転車操業的に借金を繰り返して、必死に家族を守ってきたのかも知れない。 しかし、議員という肩書の信用を武器に、返済に使えない議員退職一時金やウソっぽい特許ばなしで知人らから詐欺的に借金し、返済しない期間が長く続いている。これは小川議員の言う「迷惑をかけている人はいる」レベルの問題ではない(市政報告会での発言)。貸した友人の何人かは間違いなく騙された(結果として騙したことも犯罪要件になり得る)。警察が捜査に消極的なことから被害者を増やしてしまわないか心配になる。 友人・知人を騙す者が良識ある議員? 本当に議員でいいのだろうか? |